ガメラ ー小さき勇者たちー

(`δ´)
「いやぁ~…
観ていてムカツイタので、ついつい書いてみた。
ちなみに、今回のレビューはネタバレだらけなので、
観たい人だけ観てクレイトス!
今日鑑賞した作品は…


ガメラ ー小さき勇者たちー である!

この作品は、平成ガメラ三作品の後に作られた黒歴史的な作品だ。
昔、一度DVDレンタルしたんだけど…
あまりにも退屈なので、途中で寝てしまったという始末。
今回、観たい映画もなかったのでレンタルして、初めてマトモに鑑賞したが…
いやぁ…
ひどいねぇ~
…ひどいどころじゃない。

作った奴、処刑するべきだ!

平成ガメラの面白さも… 昭和ガメラの爽快感もない、
つまり…鬱怪獣映画というべき作品、
それがこの ガメラー小さき勇者たちー である。


物語は、

ガメラとギャオスの群れの戦闘場面から始まる。
そこを観ると誰しもが思うだろう。

あぁ、邪神イリスと決着が着いた後、
大群で押し寄せてきたギャオスと戦ってるのね~って。


ところがドッコイ!

イリスの後の話でも何でもなく、
今までのガメラはなかったことにしてください的な展開なんだょ。

平成シリーズのファンとしては、そこでまず裏切られた気分になるが、

これは、この拷問映画の序章にすぎないのだ。

さて!

そのような戦闘場面から始まったガメラなんだが…
この後、一気にテンションダウン!
母親が死んで、父親と二人きりで生活する少年の話に移る…
でもって、この根暗少年が、ある日、ゾウガメみたいなガメラ幼体を見つける。
少年はトトって名前を付けて、父親に内緒で家で飼う。
そして色々と過ごしていたある日…
敵怪獣のバルゴンもどき、ジーダスが出現して、街を破壊し、人を食う。
このジーダス、デザインがとてつもなくダサイ。
スクリーンに初登場した時、
これ、怪獣じゃなくて、ただの恐竜じゃん!って思ったよ。


それに、気に入らないのがこのジーダス名前。
たぶん、キリスト様のジーザスを文字った名前なんだと思うけど、
別に…こんな神話的な名前である必要があるのかって話だよね。
平成三部作みたいに、神話的な話であれば、そういうのがありだと思うけど…

そして最も嫌なのが、ガメラシリーズ特有の描写である、
怪獣の、生物としての描写がないところだ。

このジーダス、血が紫色なあたりとか、舌を伸ばして攻撃したりとか、
バルゴンがモデルなんだろうけどねぇ…
バルゴンは水が苦手だったり、虹光線を二度と出さなくなったり、宝石を追いかけたりとか、
色々な習性みたいなのがあったが…
このジーダスには一切、こういう生物チックな描写がない。まぁ…人を食うけど…

話は戻って、
そのトトは、ジーダスに食われかけた少年を助ける。
トトはゾウガメサイズから、
一気にモビルスーツサイズにまで急成長
して、ジーダスと戦う。
うまくジーダスを追い払ったと思いきや、
モビルスーツサイズなので、自衛隊に捕獲される。
自衛隊のトラックで輸送されるトト。
「トトー!」
追いかける少年達。
…この時点で、かなり鑑賞するのが嫌になってきた。

自衛隊は、ガメラ(トト)を巨大化させて、
ジーダスと戦わせるという、他力本願っぷりを発揮する。

…おまえら、レギオンと戦った時の根性はどこに行った。
トトが連れて行かれて、途方にくれる少年達。
そんな中、女友達の持っていた赤い宝石がガメラのエネルギーという事に気づく。
少年達は汽車に乗り、トトのいる街をめざす…

ガメラを保管している研究施設はジーダスの強襲を受けていた。
ジーダスはどういうわけか、執拗にトトを狙う。
女友達の病院を訪れた少年達であったが、
そんな騒ぎなので、もう別のところに搬送されていた。
そこで、少年は父親と再会する。
会うやいなや、
オヤジ、子供を思いっきりぶったったく。

「おまえ、勝手にどこ行ってたんだぁぁー!!」 
バシッッッ!

この映画全般を通じて、最も爽快感ある場面がコレ。
以降、テンションは右肩下がり。


「トトは一人で戦ってるんだ!ぼくも一緒に戦う!」
「ばかいえ!逃げるぞ!」
「トトは戦ってるんだよ!ぼくは絶対逃げない!」
「おまえはよくやった!けど、ここは危険だから逃げるんだ!」
「嫌だ!トトが頑張ってるからぼくも頑張るんだ!!」


…オヤジ、もっと殴って教育した方がいいぞ。
ちなみに、これ以降、似たようなやりとりがずっと続いて、映画が終わる。

最後、戦いが終わって、ぐったりしてるトトを自衛隊が捕獲しようとするが、
「トトをつかまえるなー!」って、子供の大軍が自衛隊の前に立ちふさがる。
そしてトトは、その隙に空高く飛んでいく。
さんざん、トトと少年の友情を描こうとしていたくせに、
ETみたいに、別れ際の感動も何もない。

空に消えていくガメラ。
なんだか、
”そして彼らは星になった。” という、
某バカゲーのナレーションが脳裏をよぎった…

その後、ガメラらしからぬ、浜崎亜由美みたいな歌がかかって…
スタッフロール。

っておぃ!!終わりかよ!!

この作品、少年とトトの友情を描いたつもりだろうけど、
監督の下手な描き方と、脚本の悪さがいい具合に融合して、
主人公の子供、キチガイにしか見えない。

なんか、ゴリラに異常な愛を抱く、キングコングのアン・ダロウと姿がかぶった…
なるほど…これはまさにガメラの黒歴史を呼ぶにふさわしい。

トトっと、うせやがれ!!

早い話、

この映画は鉄人28号の実写版と同じ内容だ。
鉄人がトトになっただけ。

あぁ、あのアルミ缶みたいな鉄人とブラックオックスが戦う映画ね。
あの映画でもそうだったけど、
「鉄人が戦ってるからボクも戦うんだー」って。
このトトもそうだけど、どうして最近の映画は、
根暗な子供が成長して明るくなる過程を描かないと気がすまないのだろうか。

別に、昔の怪獣映画、子供が出てたりしても、人間的に成長も何もしなかったろ。
「ガメラー!いいぞいいぞー!」
とか、
「ガメラー!ギロンの急所は手裏剣の発射口だ!」
とか…
ガメラの体内に潜水艇で進入して、ジャイガー子供を退治したりとか…
私的には、それで十分だと思うよ。
子供が観ながら、「あぁ、あそこが弱点なんだー!」って解って、
映画の中の子供に感情移入して一緒にガメラを応援する。
それだけでいいと思うよ???

こんなトトな鬱映画、子供だって感情移入しないよ!
あの爽快感はどこ行ったんだろうねぇ…
「ガメラー!ありがとう!さよなら!さよならー!」
ふと、子供が手を振ってガメラを見送る場面を思い出した。

よし!

こんな鬱怪獣映画観たところで、時間の無駄だ!
これからガメラ対ギャオス(昭和)を観るぞ!
では!サラだバー!
同志ならびに党員諸君!!!」
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by hiyokemusi | 2011-05-25 23:23 | 総統の映画裁判所 | Comments(4)
Commented by スタスク at 2011-05-26 07:49 x
まさに黒歴史ですな。

最初の場面だけは割と期待してしまうんですよね。
「おっ?ガメラ喰われてんじゃん!ここから昭和ガメラ的なスプラッターファイト展開か?」と思いきや自爆で終わり。その後は終始ファンタジーな感じ。怪獣映画じゃないねこれ。

個人的には鉄人28号の実写よりも、デジモンアドベンチャーの一番最初の映画版の実写版だと思います。
最後に子供たちのリレーが無いだけで、後はまんま同じですから。ただし、デジモンの方が確実に面白いですけど。

ジーダス…、カトリックな人が見たら怒らないのかな?
デザイン的には、ジュラシックパークにいたあの襟巻トカゲみたいなやつの大型版ですね。
何のオリジナリティもないです。
Commented by hiyokemusi at 2011-05-26 19:29
(`δ´)
「スタスクさん!お久しぶりです。よーこそー!
オープニングの場面はやたら期待しちゃいますよねww
ただ、それ以降はテンションが下がる一方…
おっしゃるとおり、これは怪獣映画ではないと思います。

デジモンですか!残念ながら観てないですが、
金太郎飴みたいに、同じような話ばかりになってしまうのは
日本の悪い癖のような気がします…
リレーの場面は…かなりしらけましたね…

じーだす…本当に、クレームとか入らなかったんでしょうかねぇ。
クリスチャンじゃありませんが、”大丈夫かなぁ…こんな名前つけて、まずいんじゃないかなぁ”って、心配になりますけど…
ジーダスのデザインも、怪獣らしくしてほしかったです。
たしかにコレは、ディロフォザウルスとティラノザウルスを足して2で割ったような姿ですよねぇ…」
Commented by 燃えない昆虫軍団 at 2011-05-29 12:10 x
確かにこの映画は観てて痛々しかったですね・・・
てかガメラがリクガメってw
どうせならコウホソナガクビガメとか使えば一部の
マニア(私)とかに受けたでしょうに。

追記・「ヘルレイザー」ブルーレイ版まちきれねえぇぇぇぇぇぇぇぇ!
Commented by hiyokemusi at 2011-05-29 18:41
(`δ´)
「燃えない昆虫軍団さん、お久しぶりです!
ひどい映画でしたねぇ~ 平成三部作がすごく良かっただけに、こちらが受けた絶対的絶望感が大きいです。
亀、詳しいんですねw 
私は実家で飼ってるミドリガメでもいいかなww

ヘルレイザー!
我らのピンヘッド様の活躍が高画質で拝めるとは!
まさに至福!」
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