”敵こそ我が友~戦犯クラウスバルビー三つの人生~”

(~∂~)
「やぁ、諸君!元気かな??
珍しく更新頻度を上げてみたぞ!
この時期は仕事が落ち着き良い感じだ。
こんな日がずっと続けば良いのに。。。。
ってか、仕事が落ち着きすぎて逆に不安になるのだがww


さて!

前置きをダラダラ書いていても仕方が無いので、
早速本題に移ろう!!
本日紹介するのはドキュメンタリー、
”敵こそ我が友~戦犯クラウスバルビー三つの人生~”だ!

若干ネタバレがあるかもしれないので、
ここから先は観たい人だけ観てくれ
!」






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(~∂~)
さて、このドキュメンタリーをなぜ紹介したのかというと、
極めて出来が高いからだ!!
ナチスやヒトラー関係の歴史が大好きな私にとって素晴らしい作品だった!

戦後、南米にたくさんのナチ親衛隊の連中が逃亡していた事は
歴史をあまり知らない人間でも知っている(?)だろう。
その中でも特筆すべき人物、クラウス・バルビーの人生を描いたのが本作だ。
南米に逃亡したナチスの大物…


なのだが、

実を言うと…
私はこのクラウス・バルビーなる人物を全然知らなかった…
ナチス関係の権威と勝手に名乗っている身としては恥ずかしいことだが。。。

というか、今までナチス関係の本を読みあさっていたのに、
クラウスバルビーのクの字も観たことなかったぞ。。。
リヨンの虐殺者の異名を持っていて
フランス政府から戦犯に名前があがるぐらいの人物、
しかも戦後の南米での活動も凄いのに、
なぜか、どのナチス関係の本にも出ていない。

私が知っている南米に逃げたナチスと言えば、
アドルフ・アイヒマンやヨーゼフ・メンゲレぐらいだからねぇ。
彼らに関するドキュメンタリーは、ヒトラーと六人の側近達シリーズがあるが、
クラウス・バルビーのドキュメンタリーはこれが初なのではないだろうか??

この

映画を通して判ってくるのは、
冷戦時代のアメリカとナチスの関係。
この映画とは関係ない話になるが、
例えば、
国防軍防諜部は戦後ラインハルト・ゲーレン中佐を長官にして再建され、
CIAのダレスによって対ソ連の機関、ドイツ連邦情報局になった。


あの

キチガイ博士のヨーゼフ・メンゲレも、
自分の人体実験の研究成果と引き替えに
アメリカから戦犯免除してもらったという説もある。

残酷な人体実験(無意味で残酷な実験とされるが、
遺伝子複製が目的の実験をしていたという説もある)の数々をしてきたのに、
ニュルンベルク裁判で名前すらあがらなかったのは不自然すぎるし、
戦後、何度もモサドに居場所をつきとめられても
なぜか事前に情報を掴み逃亡に成功している。
メンゲレの存在を確認し、家に踏み込もうとしたモサド隊員達が
いきなり別の場所に転属させられたりしているのも、
その説の信憑性を高めている。

さらに

ペーパークリップ作戦では、アメリカに大勢のナチスの科学者達を移住させ、
様々な軍事研究をさせていた。


そして

このクラウスバルビーも戦後は
CIC(アメリカ陸軍情報部)の諜報員として活動していた。
南米ボリビアの独裁者の顧問として、
親米独裁政権を支えるんだけど…


…色々凄すぎ。

収容所を訪れては自分も拷問に加わり、
「おまえらは拷問が判っとらん!こうやるんじゃぁーーー!!!」
って感じで若い所員に拷問のいろはを指導したり、

ゲバラ率いるゲリラ部隊とどう戦えば良いのか悩む軍に対し、
「情けないのう!!わしが若い頃は、
フランスのゲリラ部隊なんか一網打尽じゃった!
良いか若いの、ゲリラとはこう戦うんじゃあぁぁぁーーーー!!!!」
って感じで、軍を指導したりしていたという…

全く、アクトオブキリングに登場したじーさんと良い勝負の
トンデモじーさんだよ。。。。


中でも

凄かったのは、バルビーのナチス復活の夢。
第四帝国を本気で建国しようとしていた事だ。
アメリカの軍事援助を利用してクーデターを起こし、
ビルの屋上にデカデカとハーケンクロイツ旗を掲げる人々。
「このボリビアにナチス第四帝国を建国するのじゃ!!」

…凄すぎ。
こ、このじーさんは本物だ!!本物のナチだ!!!…って思った。

戦後を

生きたナチスの人々なんて、
ヒトラーに対する忠誠心は少しもないと思っていたが、
この映画観て考えが変わったよ。。。。
ヒトラーの悪口を言った奴に対し、
”わしの前で総統閣下の悪口は言うな、ゴルァァァーーーーー!!!!”
と、ガチギレしたりしたエピソードが出てきたりとか、
意外に戦後もずっとヒトラーやナチスの思想を信じ続けた人がいたんだねぇ。

まぁ、うちのじーさんも生前は
天皇の悪口とか絶対に許さない生粋の軍人だったから、
こういう人間は珍しくないのかもしれんが。。。。。

それにしても

アメリカは凄いね。悪い意味で。
こんな危険なじーさんを大物にしてしまうなんて…

戦後の南米各国の独裁政権援助したり、
アルカイダやフセインに援助したり、
ベトナムを倒すためにポルポト(共産主義政権なのに)にまで軍事援助したり…
もう少し友達選ぼうゼ…

と、

そんな事がよく判るドキュメンタリー映画だった。
クラウス・バルビーの映画かと思ったら、
最終的にアメリカの闇の歴史を描いた作品となっているあたり、面白いなと感じた。

今までバルビーのドキュメンタリーが一本もなかったのは、
やはりアメリカから守られていたからなのか、
アメリカが自国の闇を描く事を許さなかったから…なのかな??
まぁ、死んだのも1991年で、
わりと最近の事だから、ドキュメンタリーも少ないのかもしれないが。
こんな強烈な人物なのに、関連書籍すらないのも不思議。

誰か書いていてもおかしくなさそうなのに。

とにかく!

面白いドキュメンタリーなので、諸君も機会があったら観てみるといい!
戦後のナチスを描いたものなんて、
矢追純一のUFOドキュメンタリーぐらいしかないだろうからwww

ヒトラーやナチス政権下のドイツを描いたドキュメンタリーは数多く存在するが、
ここまでしっかりとした戦後のナチスを描いたドキュメンタリーも珍しい!
すばらしい作品だ!


という感じで!

今夜はここでお別れだ!
ちなみに余談だが、ナチス関連の珍しいドキュメンタリーだと、
カポ~ナチスに協力したユダヤ人~””消えたユダヤ人資産”、
ディスカバリーチャンネルの”ナチスUFO開発計画”、
面白いドキュメンタリーだと、
”ヒトラーと6人の側近達シリーズ”がオススメなので、
こちらも機会があったらチェックしてみるといい!

では!!

”敵こそ我が友~戦犯クラウスバルビー三つの人生~”
の予告編と共にお別れだ!
サラだバー、同志並びに党員諸君!!」









https://www.youtube.com/watch?v=1D0bvO3Ccb8
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# by hiyokemusi | 2015-04-17 12:20 | 総統の映画裁判所 | Comments(2)

ウルトラマンは衰退しました。

(~∂~)
「本日二度目の投稿!!
更新出来るうちに更新しておかないと、次にいつ更新出来るか判らないからね。
ちなみに二つめの記事は今話題(?)の映画、
劇場版ウルトラマンギンガS決戦!ウルトラ10勇士だ!!


ちなみに

私はウルトラマンギンガやビクトリーはほとんど観ていない。
たまにTVでやってるのを観たとか、そんなレベル。にわかだ。

だから非常に映画を観に行くべきか迷ったが、
私の大好きなウルトラマンゼロが出るという事、
敵のエタルガーのデザインが結構気に入ったところもあり、いざ出撃!


※ちなみに今回の記事はネタバレだらけなので、
ここから先は観たい人だけ観てね!


さて、

早速この映画のレビューといこう!
今回の映画を総評すると…
個人的に面白さは中の下ぐらいかな。

正直、これを映画と呼ぶにはかなり抵抗がある。
なぜならレベル的には、ウルトラマンゼロのOVAシリーズ並の出来映えだからだ。

特撮的に凄く豪華とかいう感じもしないし、
アクションが凄くカッコイイという感じもしないし、
ベリアル帝国の奴みたいにCGが豪華とかいう感じもしない。
…まぁ、ウルトラマンギンガのTV版スペシャルとして観れば
それなりに楽しめるかもしれないが。。。。。


本編

始まって、一番幻滅したのがエタルガーのキャラクター。
映画を観るずっと前にソフビのエタルガーを購入し、色々想像を膨らませていたが、

すぐに私の妄想は打ち砕かれた。。。。。。
諸君はエタルガーの姿を見て、どんな感じのキャラクターを想像するだろうか。
大魔王のような風貌から、私は勝手に次のような妄想をしていたよ。」






■ 私の妄想エタルガー ■

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「愚かなウルトラ戦士どもよ、そのような攻撃で本当に我に勝てると思ったか!」
「ククク…この星の全てを焼き尽くしてくれる!!!」
CV若本規夫


■ 実際のエタルガー ■

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「姫様、ここは私にお任せ下さい。」
「姫様!あのような者達に惑わされてはいけませんよ!」
CV鈴木達央



(~∂~)
あの大魔王な風貌で、声は鈴木達央(フリーの真琴)。
しゃべり方はミラーナイトと同じ、ですます口調。

…って、オィ!!キャラの外見と全然合って無くないかぃ!?
あと、エタルガーが始めなぜかマスクを付けているのだが、顔隠す意味あるの!?

とまぁ、こんな感じで色々とおかしなところはあるが、きっと本編観てれば慣れてくるはずだ!
…と思ったら、最後まで違和感ありまくりだった。

強さ的にも…

そんなんでもなかった。。。。
ウルトラ戦士を封印しまくる強い奴と思いきや、封印するのは鏡の姫(ミラーナイトの姫とは違う人)の方で、
エタルガーはウルトラ戦士と戦って弱らせるのが役目で、動きが鈍くなったところを鏡姫が封印する。
鏡姫に、家族がウルトラマンに皆殺しにされたというニセの記憶を植え付け、
その封印能力を利用するという、策略系のキャラだった。

ウルトラマンギンガとVをフルボッコにしたが、
ハイパーゼットンの最終形態ほどの強さは感じられなかった。

で、

エタルガーと鏡姫は地球人類に、
今日の日没までにギンガとVを差し出さなければ攻撃を開始すると宣告。
その間に、
「おまえら、連携取れてないぜ!オレが特訓してやんよ!!」
ってゼロに言われて、ギンガとVの修行描写があるんだけど…
お昼から夕方まで特訓しただけで、あんなに強くなるかね??

キングからもらったアイテムのおかげもあるだろうけどさ、
それにしても、シナリオがどうも…

あと、

チームのメンバー達はエタルガーの幻覚で苦しむ場面もなぁ。
その人が一番恐れるものを実体化させて苦しめるんだけど…
なぜかキョンシーに追いかけられたり、
アタックオブザキラートマトが転がってきたり、
本物のカブトムシに追いかけられたりするだけ。


…まぁ、

子供の観るものだからケチつけても仕方ないんだけどさぁ、もっとあるだろ??
キョンシーじゃなく、バルタン星人出すとか、
トマトじゃなくグリーンモンスやラフレイアとか、
カブトムシじゃなくアントラーとか…
ウルトラマンネクサスのノスフェルみたいな
悪夢めいた描写があっても良かったと思う。

ここの場面はかなり失笑ものだった。

平成

ウルトラマン達の戦いはわりと見応えあった。
エタルガーはウルトラ戦士達の最も恐れるモノを実体化させ、戦わせる。
で、ティガ、ダイナ、ガイアにはファイブキングを出現させ、
メビウスにはエンペラ星人を、
ゼロにはベリアルを。、
ネクサスにはダークメフィストを、
ウルトラマンマックスにはスラン星人を…ん??
スラン星人って、マックスが恐れる相手なのか???
ともあれ、この辺りのお祭りバトル展開はけっこう好きだ。

だけど、再生怪獣=ザコという方程式は健在で、あまり苦戦しない。
そういえば、ウルトラマンメビウスの声が変わっていて驚いたが、
メビウスの五十嵐隼士さんって、俳優引退したんだったなぁ。

最終決戦は

かなり盛り上がるだろうな!と思いきや、ギンガとVが合体し、エタルガーを瞬殺。

「なかなかやるな…しかし勝負はここからだ!!」
…という感じで第二形態になることもなく、終了。

エタルガーの次空要塞も平成ウルトラマン達の光線一斉掃射で大爆発。
要塞は思いっきり都心の真上に浮かんでいて、
大爆発の際に破片が四散するんだけど、都心に一切被害無し。

うーん…

という感じで

最後まで個人的に微妙だったが、全編ちゃんと撮ったあたりは評価出来る。

前のウルトラマンギンガの映画は観れるようなレベルじゃなかったし。
もし、この映画が長かったとしたら、
もう少しエタルガーとの最終戦を盛り上げられたかもしれないが。
ウルトラシリーズとかは、壊す建物の模型を作ったりとか、色々金がかかるから
仕方ないのかなぁ。
…いや、予算はあまり関係ないか。
ウルトラゼロファイトは、ベリアルとダークネスファイブ戦盛り上がったし。
やはり、ウルティメットフォースゼロや、ベリアルの活躍が観たいもんだ。
主人公ベリアルでダークヒーローみたいに活躍する話とかも観たい!

…まぁ、欲を言っても仕方が無い。

しかし

今回一番驚いたのが、劇場がガラガラだった事。
私を含め、三人しかいなかった!
しかも三人ともいい歳こいたオッサン!!

前のハイパーゼットンの奴や、ベリアル銀河帝国、
ゼロとベリアル初登場の奴、メビウスシリーズの映画は、映画館がほぼ人でギッシリだったのに!
なぜこんな事になってしまったのか…
すぐ隣の部屋では仮面ライダーが上映されていたのだが、
子連れ達がたくさん入っていった。
もうウルトラマンは子供に人気ないのかね。
…ウルトラマンは衰退してしまった。
私は仮面ライダー派ではなくウルトラ派なので、この衰退っぷりは残念でならない。


…あぁ、

昔は良かった。
メビウスの頃みたいにウルトラシリーズが再び盛り上がることを私は望む。
今回の映画はまぁまぁだったが、次こそはがんばって欲しい!
最も、次があったらの話だが。

では!

今日はここでお別れだ!
サラだバー、同志並びに党員諸君!!」

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# by hiyokemusi | 2015-04-09 12:26 | 総統の映画裁判所 | Comments(4)

強烈映画、宇宙から来たティーンエイジャー!!

(~∂~)
「やぁ、諸君久しぶりの更新だ!
というか、今年初の更新…XPめ…
いや、悪いのはXPではなくマイクロソフトだ!

今年は

心身ともに落ち着き、わりと穏やかに過ごしている。
嬉しいことに金銭面もわりと潤い、幸先の良いスタートだ。
絵の方でも、漫画ナチわりの3~5話のネームが完成し、あとは描くだけ。

…いつも言っているが、
宝くじでも当たれば、ナチわりも全巻あっという間に仕上げられるのに。

さて、

前置きはこれぐらいにしておいて、
今年初の記事は、怪獣研究所だ!
今日紹介するのは映画”宇宙から来たティーンエイジャー”に登場した怪獣だ!
では、早速映画のレビューといこう!!
なお、今回はネタバレだらけなので、
ここから下は見たい人だけ観てくれ!!


映画は

天文台職員の何気ない会話からスタートする。
ちなみにこの天文台の人々、意味ありげな会話をするがこの後全然登場しない。

そして

スタッフロールの後、山のふもとにUFOが着陸する。
UFOのハッチが開き、中からどんな宇宙人が出現するのかとワクワクしていると…
Vのラインの入った服を着た、ただの白人男性数人が出現…って、オイ!!

…いゃ、もしかしたらこれは宇宙人系のSF映画ではなく、
きっとアイディアがひと味もフタ味も違うSF映画なのかもしれないぞ!

そう思って期待しながら観ていると、白人男性達が話し始める。

「この惑星は我々の星に比べ、原始的なようだな。」

…あぁ、宇宙人だったんだな、この白人達。
まぁ、モノクロの古いSF映画だからその辺は気にせず観るとしよう。
その後、宇宙人は謎の箱を持ってくる。


「…この惑星をガーゴンの繁殖地にするとしよう。」

「ガーゴン、我々の食用怪獣とはいえ、恐ろしい生物よ…」

「ガーゴンは全てを喰らい尽くすからな、無理もない。」



箱の中では何かが蠢いている。ガーゴンの幼体だ。
宇宙人のセリフから察するに、かなり強い怪獣なようだ。
そんな会話をしていると、突然犬が走ってくる。
宇宙人の一人がレーザー光線を撃つと、犬は白骨化!!
そいつらの一人が焼け残った犬の首輪を取ると、文字が書いてある。

「た、隊長、この惑星には知的生物が住んでいます!!」

「だからどうしたというのだ、デレクよ。」と、隊長。

「いけません!この惑星をガーゴンの繁殖地に選んでは!!
彼らはあっという間にガーゴンに絶滅させられてしまいます!!!」と、デレク。

「ガーゴンの繁殖地探しが我々の任務だ!貴様、母星を裏切る気か!?」

「ボクはこの惑星の生き物を守ります!!」

主張を曲げようとしないデレクに、仲間の一人がレーザー光線を撃ってくる。
デレクは攻撃をかわしつつ、何とか逃げきる。

「ちっ!逃げられたか!!」

「気にするな、デレクもいずれガーゴンの餌食となるだろう!」

「それもそうだな!」

ガーゴンの入った箱を洞窟の中に置き、
繁殖適合地の連絡を宇宙にいる仲間に送り帰ろうとした時、UFOに母星から通信が入る。
その通信で宇宙人達は、デレクが母星の最高指導者の息子だと知る。

「…ヤバイ、デレクどっか行っちゃったぞ。
 しかも連れ戻せとの命令だ。」

「UFOのエネルギーも少ない。我々は一端宇宙に引き上げる。
 一号、おまえはここに残りデレクを連れ戻せ!後でおまえたちを迎えに来る!」


…というような経緯で、宇宙人一号が地球に残る。
その頃デレクは、犬の首輪に書いてあった住所に辿り着く。

「あ、あの…じつはお宅のワンちゃんを…」

「あら、あなた、貸し部屋の広告観て来たのね。どうぞ、中に入って!」

そんなこんなで、
デレクはワンちゃんの飼い主の馬鹿女と、心優しいデブじじぃの世話になる事に。

内気なデレクはわんちゃん殺しの話を切り出せず、オドオドしていると…

「デレク、一緒に友達の家のプールに泳ぎに行きましょう!」

と、馬鹿女に誘われて出かけてしまう。
その頃、地球に残った宇宙人一号は、町の人々の話を頼りにデレクを探していた。
町の人々を殺しながら、何とかデレクの居候先を見つけるも、家にいたのはデブ一人。

「デレクは何処だ!?答えろ、デブ!!」と、宇宙人一号。

「あぁ、デレクの友達だね?同じ服着てるし。
 デレクはついさっき出て行ったよ。入れ違いだな。娘と一緒に出かけていったぞ。
 あの大通りの先にあるデカイ白い家だ。行けば会えるよ。」と、デブ。


その頃、デレクはプールにいた。
そこでようやく、馬鹿女にワンワンを仲間が殺してしまった事を打ち明ける。
初めは信じなかった馬鹿女だったが、デレクは女にバッチを見せる。

「これは私のワンワンオの首輪に付いていたバッチ!」と、馬鹿女。

「本当に申し訳ない…」と、デレク。

「何かの間違いよ、きっと!現場に連れてって!!」と、馬鹿女。

「そうよ、それが一番いいわ!」と、馬鹿女の友達。

そもそも、なぜ飼い犬が町外れの山奥にいたんだ??
もしかしてこの馬鹿女、捨てたんじゃないの??

…という疑問はさておき、
デレクと馬鹿女はそこを去り、しばらくすると宇宙人一号がやってくる。

「デレクは何処だ??答えろ!!」と、一号。

「何であんたなんかに答えないといけないのぉ!?そんな義務ないしぃ~!!」と、女。

宇宙人一号は女にレーザー光線を発射。女、一瞬で白骨化。

「くそ、デブめ!!騙しやがったな!!!」

一号はデレクの居場所を聞くために、デブの家に戻る。
…この後、ほとんど入れ違いのグダグダ逃走劇が続く。
途中、警察との銃撃戦や人質を取った展開が待っているが、
シナリオが穴だらけなのと、
登場人物の全員(宇宙人一号以外)が馬鹿な人ばかりなので、観ていて笑える。

この映画を撮った監督の意図とは真逆の映画になっているような気がするんだけど…
今観ると何とも残念な感じだが、
当時の人々はこれを観て喜んでいた…のかなぁ。うーん。。。

色々

苦戦して、宇宙人一号を倒したデレクは彼から衝撃の事実を聞く。
自分が最高指導者の息子であること、
ガーゴンが洞窟の中で成長しているという事を!

「ククク…ガーゴンが成長したら全てが終わる!この星の生物は全て餌食になるだろう!
 お前達は恐怖と苦痛の中、息絶えるのだ!!
 フフフ…ハァーハハハハ!!グフッッ…」一号死亡。


「何という事だ!急いで止めないと、ガーゴンが!!!」と、デレク。

「ガーゴンって…一体何なの!?」と、馬鹿女。

「ガーゴンは我々の食用怪獣だが、狂暴で生命力が強く、全てを喰らい尽くす。
 それが成長し完全体になってしまったら終わりだ!
 地球のどんな兵器でも倒す事はできない!!」
と、デレク。

デレクの不安と裏腹に、洞窟の中でガーゴンはかなりの大きさに(?)なっていた。
ガーゴンを目撃したマスゴミ記者と、ヨッパライの話を聞き、
町の人々は怪獣狩り部隊を組織し、森の中へ。

ちなみに

ここまでの場面でガーゴンは一切画面に映らない。
最初の宇宙人のやりとりの場面でもガーゴンは映らないし、
警官が洞窟で喰われる場面でも、ガーゴンの姿は一切映らず警官の悲鳴が聞こえるのみ。
洞窟の中から抜け出した場面でも、ヨッパライがガーゴンを観て驚いている姿が映るだけ。

これまでのガーゴンごり押しのセリフの数々と、
ガーゴンの姿が一切映らなかったのが、なけなしの物語を盛り上げてきた。」




そのガーゴンが…




ついに…




登場する!



…で、出てきたのが下の怪獣。。。






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名前:食用宇宙怪獣ガーゴン
分類:怪獣類エビラ目
登場:宇宙から来たティーンエイジャー
身長:30センチ~約20メートル
出身:蟹座第三星雲
出現:UFO~洞窟~森林
特徴:蟹座星雲人が食用にしている怪獣だが、非常に狂暴で好戦的な性格。
   姿は地球のザリガニに酷似している…というかもろザリガニ!!
   雑食で、あらゆるものを食い尽くす貪欲な怪獣であり、
   地球の兵器が一切通じないほどの分厚い甲羅で覆われている。
鳴声:キシャアァァァーーーー!
攻撃:手のハサミ、怪力。鋭い牙
弱点:レーザー光線
HP:67(映画での強さ100ポイント中)
MP:10(映画での活躍ぶり100ポイント中)
SP:05(映画での登場の早さ100ポイント中)
評価:☆☆☆
    (最大で5.この映画を観るときの参照にしてね)







(~∂~)
…って、ただのザリガニかよ(笑)!!!!
久しぶりに映画を観てズッコケタ。。。。

昔は本物の動物を使って撮った怪獣映画ってけっこうあったからな…イグアナドンとかさ。
けれど、あそこまでガーゴンごり押ししといて、これはないんじゃなぃかい!?

さて、

デレクは一号の持っていたレーザー光線銃を修理し、ガーゴンを倒そうとするも、
動力部分が壊れており、エネルギーが足りない。

デレクはガーゴンの暴れている場所近くの電柱から電線を切り取り、光線銃に接続。

「みんな!!町中の電力を
オラにわけてくれ!!!!」


デレクはレーザー光線を発射し、ガーゴンに命中!!

「グオォォォォォーーーーッッッグアァァァァァァァーーー!!!!!!」

ガーゴンは跡形もなく消滅する。
こうして、世界は平和になり、デレクと馬鹿女はいつまでも仲良く暮ら…さなかったんだなぁ、これが。
ガーゴンを倒すと、空からUFOが降りてくる。

「私たち…もう終わりだわ…」と、馬鹿女。

「大丈夫、ぼくに任せて!!」と、デレク。

UFOのハッチが開き、中から隊長と母星最高指導者が出てくる。

「…一号から聞きました、あなたは私の父だったんですね。」

「知っているのなら話は早い。さぁ、一緒に星に帰るぞ。
 まもなくガーゴンを大量に載せた輸送船が到着する。この星は滅亡するだろう。」


「お父さん、ぼくが間違ってました。どうか反逆したことを許して下さい。」

「判れば良いのだ。」

「お父さん、ガーゴン輸送船の着陸誘導をさせてください。
 地球に輸送船を降ろすという、栄光ある任務をぜひ!!」


「それでこそ、わしの息子だ!さぁ、やってみるが良い!!」

デレク、UFOのハッチに登っていくと突然叫ぶ。

「キャサリン(馬鹿女)、逃げろ!!!!」

デレク、UFOのハッチを開け中に入り、施錠する。
父親と隊長が慌ててハッチを叩き、デレクに開けるよう叫ぶが応答無し。


「輸送船団全機に告ぐ、これからボクの送る誘導電波に従い着陸せよ!!!」

輸送船団、デレクの乗ったUFOに向かい高速で降りてきて激突、大爆発。
…かくして、地球の平和は守られたのだった。


「デレクは…わしらを守ってくれたんだな…」と、デブ。

「ありがとう、デレク。この星を守ってくれて…」と、馬鹿女。

夕日の空が映り、そこにデレクの笑顔が浮かび、映画は終了。



とまぁ、こんな感じの映画だった。
モノクロのSF映画でこういう可笑しな奴を観たのは、
エドウッド監督の奴とか、ロボットモンスターぐらいだったから、
別な意味で面白かった。
馬鹿な登場人物、
テンポ悪すぎな展開、
ガーゴンがただのザリガニって辺りも、

観た後思い出して笑えるあたりで、ある意味良い映画だなぁって思った。
体に良い、天然オーガニックお馬鹿映画。

なぜ

この映画を観たのかと、諸君は疑問に思うだろう。
というのも、久しぶりにPS2ソフト、
デストロイオールヒューマンズをやってみたら、
オマケ映像集に入っていたので鑑賞。

ガメラや、プラン9フロムアフタースペースの予告編が入っていたから、
宇宙から来たティーンエイジャーも予告編だけかと思ったが…
何と、全編収録されていたという。

おっと、

もうこんな時間か!今日はこの辺で失礼しよう!
諸君もこういうお馬鹿な映画が好きなら観てみるといい!
では、サラだバー!同志並びに党員諸君!!」
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# by hiyokemusi | 2015-04-09 12:10 | えーるず怪獣研究所:あ行027体 | Comments(2)