クリスマスにはバットマンリターンズを!

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(`δ´)
「クリスマスまであと数日といったところだが…
クリスマスのオススメ映画のレビューをなかなか書けないぐらい忙しい感じだ。
だから特に観た方がいいぞ~っていうのを紹介しようと思う。
というか、以前に書いたクリスマス映画、
ナイトメアビフォアクリスマス、グレムリン、シザーハンズ、バッドサンタ、バットマンリターンズは
全部オススメなので、ぜひとも観てもらいたいところな映画なんだよね~

全部しっかり紹介したいところだけど、時間がないので、特に紹介したい作品をば!
まぁ、紹介できなかったのは来年のクリスマスに…って事でww

というわけで…

今夜紹介するのは、タイトルと上の画像の通り、
バットマンリターンズだ!

この作品、何気にティムバートンの撮った作品の中では1、2を争うほど好きな作品だったりする。
一番最初に観たのは小学校低学年の頃。
この時は意味もわからずポケ~って観てたが、
高校の時に観なおして、この作品の魅力に気がついた。不覚にも泣いてしまったよ。
小学生じゃ理解出来ないかもしれないが、高校生の頭脳で観ると、凄く泣ける映画だった。


そう、

ペンギン男の最期がかわいそうで。
この映画、全体的に暗い感じの内容で、この作品があまりにも暗かったせいで
ティムバートンがバットマンシリーズの監督を降ろされたという経緯があったほどだ。

悪役のペンギン男があまりにも悲しい感じだから無理もないだろう。
ペンギン男は赤ん坊の頃、醜い姿ゆえに両親に捨てられ苦しみ、
その不幸な思い出をゴッサムシティー中の子供に味合わせようとするという、
何とも悲しい悪役キャラクター。

昔のバットマンのペンギン男は、ただのよちよち歩きのデブチビ金持ち。
ティムバートンは幼少期、このキャラクターに全然魅力を感じてなかったという。
そこで自分が監督をするにあたり、オリジナル設定でペンギン男を作りなおした。

それがリターンズのペンギン男。
デザインは映画「カリガリ博士」のパロディだが、上に書いた悲しすぎる悪役の設定などで、
見事な悪役キャラクターに仕上がっている。

私的にバットマンリターンズの主人公は、ペンギン男とキャットウーマンだと思っているよww

ペンギン男の魅力は、

人気者になりたかっただけな悪役キャラクター。というところにあると思う。
両親に捨てられた過去、サーカス団の見世物小屋での暗い過去など、
どう考えてもいい思い出なんて一つも無い。
当初、子供を誘拐し自分と同じ運命を味合わせる計画を立てていたのだが、
腹黒い原発オーナー、シュレッグに市長になるようにそそのかされる。
今まで良い意味で人に注目されることはなかったペンギンは計画を中止し、
予定変更、市長に立候補する。
段々と人々の注目が自分に集まってきて、目を輝かせる。
人気者になっていくにつれて、性格が明るくなっていくペンギン。
ちなみに、バットマンとはキャットウーマンを巡っての恋敵的対決といったところなのか、
あるいは始めからバットマンを殺そうとしていたところから推測するに、
バットマンが自分より目立っているようで許せなかったのか…

特にジョーカー(バートン版)みたいな因縁もないし。どうなんだろう。
とにかく、一番始めの子供誘拐計画以外は、
全部自分が人気者になるためにやってることなんだよね。

手下を使って悪いことをしたりするのも、全ては自分が人気者になるため。
そこが悲しい。


それにしても…

バートン、こういう異形の者を描くのが上手いね。
あの人、不潔感漂うパーマ頭でオタクだから…
あの風貌から容易に想像出来るけど、
きっと学校で女子とかに馬鹿にされてたんだろうなぁ。

「ねぇ、バートンってさぁ、キモくな~ぃ??」
「バートン、マジでくさーい!」
たぶん、こんな事言われながら、世間の日陰者として生きてきたから、
異形の者を描くのがうまいんだろうと思うね。

ペンギン男にしても、シザーハンズにしても。
話の内容もほぼ同じだし。
キモメンが人気者になろうとして、恋をして、結局両方失敗する…。


ペンギン男の…

話ばかりだが、リターンズはこの悪役が全てだと思っているのでww
他にも、バットマンリターンズは、ゴッサムシティーの景色とかオリジナリティあって凄くいいよ。
あの町並みとか、ティムバートンそのものな感じで。
ダニーエルフマンの音楽も最高にかっこいいし。

バットマンリターンズは今まで出たバットマンの映画の中で一番好きだね。
最後に誰一人として報われないのが切なくて良いし。
クリスマスはやっぱりこの映画でしょう!

では!

最後にバットマンリターンズの写真の数々と共にお別れだ!
サラだバー!同志ならびに党員諸君!!
クリスマス みんなで観よう、バットマン







■ バットマンリターンズ ■
ネタバレ…といってもこの映画の事知らない人っているのかねぇ~
まぁ、一応ネタバレになるので、楽しみにしてるんだゾーって人は観ないでね。

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↑ ペンギン男の両親。左の男は映画館で性器をおっ広げて逮捕された事のある変態。俳優ではない。
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↑ ティムバートンって感じのする風景の数々。
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↑ 「実の両親を見つけ出し、オレの本名が聞きたい!」 …なんか泣ける。
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↑ 「ただいま、あなた~ …あっそうだ、独身だったわ。」 キャットウーマンの悲しすぎるセリフ。
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↑ ペンギン男を怪しむブルースウェイン。この時点ではペンギンは何もしていない。
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↑ ペンギンを市長にして操ろうと企む、原発オーナーのシュレッグ。市長になる野心が芽生えたペンギン。
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↑ キャットウーマンはこのツギハギが一番ステキだと思う。
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↑ 市民の人気者になってウキウキなペンギン。
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↑ 暖炉の前でキャットウーマンと暗い話をするブルースウェイン。
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↑ 演説会に集まってペンギンを応援する市民。
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↑ 悪口の録音を演説会で流し、ペンギンを失脚させるブルース。正義の味方と思えない酷い戦い方。
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↑ 「オレはペンギンだ!オレは人間じゃないのだ!」 嫌われ者に戻って自暴自棄になるペンギン。
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↑ ダンスパーティーのキャットウーマンとバットマン。セリフの一つ一つが泣けるぜ。
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↑ バットマンはキャットウーマンを救おうとするが、彼女が選んだのはシュレッグへの復讐だった。
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↑ 「この熱さは体に応える…すぐにおまえを殺してやるぞ。
   だが、その前に…冷たい飲み物をくれんか…氷水でいいから…」
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↑ ペンギン男の最期。この場面は映画の悪役が死ぬ場面のベスト10の中に入るだろうと思う。
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↑ 「何がともあれ…メリークリスマス。ウェインさま。」
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↑ 「…メリークリスマス、アルフレッド。人々に幸あれ。…猫にも。」

  バットマンも、ペンギンも、キャットウーマンも、シュレッグも…
  誰一人として報われないラスト。切なくて涙が出ます。
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by hiyokemusi | 2011-12-21 22:44 | 総統の映画裁判所 | Comments(4)
Commented by スタスク at 2011-12-22 01:13 x
どうもです。

バットマンリターンズはアメコミというより、完全にティム・バートンの映画ですよね。
おっしゃる通り、ペンギンをはじめキャットウーマンなどメインキャラのほとんどがバートンのアイディアによるオリジナル設定になっています。
アメコミの映画化というと、原作の設定をある程度残しつつ映画的にアレンジするのが常ですが、この映画の場合もう名前だけ借りてきたと言っていいくらいに外見も設定もバートンのアイディア全開になっています。
それって、下手をすれば原作レイプなどと言われてもおかしくない行いのはずなのですが、そこはさすがのティム・バートン。
「むしろ映画版の方が良い」と思わせてくれるように見事に描いてくれました。

この映画、本当の悪役は実はシュレッグなんですよね。
ペンギンを市長にして、裏で操り街を牛耳ろうとしたり、セリーナを簡単に突き落として殺したり、その結果キャットウーマンが生まれたりと、全部彼が絡んでいますからね。

醜い怪人よりも、綺麗なスーツを着た人間の方が本当は怖いんだよという毒のあるメッセージもあるように思えます。
Commented by モルビワン at 2011-12-22 12:15 x
バットマンリターンズ、旧シリーズでは一番好きな作品ですね。作品もですが町並みなどが徹底的にダークな印象付ける演出でアメコミヒーローモノとは思えない内容でした。シュレックや民衆に祭り上げられたペンギンは哀れとしかいいようがありません。誰かの先導と騒ぎ立てる民衆がいれば誰だって悪にも善にもなりえる可能性があるって知らされた映画でもありました
誰もが二面性をもっている、そういうテーマもあるように思えます。バットマンだって傍から見たら異常者だしシュレックも父親としての二面性を見せてます。

あと・・・キャットウーマンはミシェルしかありえない!ハルべりー版はどーしても見る気がしないんです・・・
Commented by hiyokemusi at 2011-12-25 10:28
(`δ´)
「スタスクさん、いらっしゃいませー!
バートンのリターンズは面白いですよね。作品全体の暗~い雰囲気、景色、そしてキャラクター、全部ティムバートンって感じで大好きです。原作レイプの映画に当たりはないですが、このバートンの奴は別格、おっしゃるとおり、原版より良くなってる感じがします。といっても、原版のは昔のTVバットマンしか知らないので、漫画版ペンギンがどんなキャラだったのかはわからないですけど。

映画の悪役は本当にシュレッグですよね。奴がいなければここまで深刻な問題に発展しなかったような。。。。。ペンギンがブチギレてあそこまで暴走するのもシュレッグのせいだし、キャットウーマンはシュレッグがいなかったら登場すらしていないだろうしww

”醜い怪人よりも、綺麗なスーツを着た人間の方が本当は怖いんだよという毒のあるメッセージもあるように思えます。” うーん。なんだか考えさせられますね~。現実的な人間の方がマスクをかぶった異常者よりも怖い…BDのコメンタリーで言ってないですが、そんな気がしてきます。本当に奥が深いですね、バットマンリターンズ。」
Commented by hiyokemusi at 2011-12-25 10:49
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「モルビワンさん、いらっしゃいませー!
旧シリーズというか、私的にはバットマンの映画の中では一番好きな作品ですね~アメコミというか、バートン独特の芸術的な感じがしますよね。
ペンギンは人気者になりたかったところを、シュレッグにいいように利用され、捨てられ、かわいそうですよね。シュレッグは自分で市長になろうとせず、ペンギンを利用して裏から操ろうとするのがまた卑怯な感じがします。表に出なければ大声で批難されることもないし。かといって、他人には容赦なく酷いことするシュレッグも、自分の息子や家内にはなぜか異常に優しい。

キャットウーマンはリターンズの奴がやっぱり異常にかわいいですよね~リボルテックとかで出るのならば、ぜひこのリターンズ版を出して欲しいところです。」
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